VolksWagen ゴルフGTIを買った(2/2)
7代目ゴルフGTI(以下、GTI)が納車されてから、遠出が本当に楽しくなりました。
この車に乗っていたからでしょうか。
生涯で初めてサーキットへ行き、スーパーGTの観戦をしたほどです。
ところがどっこい。
前車のアクセラでは経験したことのないようなトラブルにも何度か遭遇しました。
簡潔に書くと・・・バッテリー上がり、冷却液漏れ2回、EPC警告灯点灯、タイヤパンク2回です。
新車で買ってバッテリーが3年保たないことにも驚きましたが、さらに驚いたのはその症状です。
走行中に突然、エンジンがストップしてしまい、何度イグニッションスイッチを押しても、エンジンがかからないのです。
当然、この時点ではエンストの原因がバッテリー異常だとは分かりませんでした。
何度もイグニッションスイッチを押してみるのですが、ディスプレイにはデタラメな表示が出たり、何も出なかったり。
セルが回っている様子もなければ、ハザードランプも点きませんでした。
今、思い返してみても非常に危険な状態でした。
道路上でハザードランプも点灯できずに立ち往生しているわけですから。
その後の経過は、レッカーでディーラーへ入庫→バッテリーの電圧低下が原因と判明→バッテリー交換で解決、といったものでした。
他のトラブルについては軽微なものばかりでしたが、EPC警告灯の点灯は高速道路走行中のことでしたし、冷却液漏れについても1回目のアラートが表示されたのは高速道路上でのことでした。
私のGTIはいわゆる"ハズレ"だったのかもしれません。
保有期間中、数ヶ月に1回はディーラーへ入庫しなければなりませんでした。
(そのおかげ(?)で、VWのいろいろな車種を代車としてお借りすることもできましたが。)
保証期間中に初期トラブルが発生するのはむしろ幸運、という考え方も理解できなくはないのですが、やはりトラブルはないに越したことはないわけです。
そんなわけでGTIとの付き合いはわずか2年半、初回の車検を待たずに手放すことになりました。
契約した時には6年くらい乗るつもりでしたが、こればっかりは仕方ありません。
湿式6速DSGの怒涛のシフトチェンジとモリモリ湧いてくるトルクは本当に魅力的でした。
参考までにGTIの売却価格を書いておきます。
30,000km走行、事故歴なしで210万円でした。