MotorSportsの日記

車、家、玩具、物欲の塊である筆者がこれまで買ったものの記録です。

VolksWagen ゴルフGTIの年式の話

7代目ゴルフGTIは、日本での販売開始から既に3年が経過していますが、大幅な改良は今のところ行われていません。

たぶん。

ですが、小さな改良は行われています。

VGJのプレスリリースやwikipediaなどを参考に時系列で書き記してみます。

個人が趣味で書いた内容ですので、誤っている箇所があるかもしれませんが、お許しください。

 

○ 2013年9月25日 販売開始

この時点で一部の正規ディーラーには既にナンバー付きのGTIが納車されていました。

この年式のGTIの特徴として、PDC(パークディスタンスコントロールの略、いわゆるコーナーセンサーのこと)が装備されていない代わりにリアハッチのエンブレムにバックカメラが内蔵されていました。

またインダッシュタイプの純正ナビが選択できず、ナビを装備したければダッシュボード上に追加ディスプレイを設置する必要がありました。

選べるトランスミッションは6速DSG(デュアルクラッチトランスミッション、2ペダルAT)のみでした。

また、メーター内のマルチインフォメーションディスプレイは、日本語非対応で、楽曲の日本語タイトルが文字化けしてしまい、正確に表示されない問題を抱えていました。

369万円(税込)。

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○ 2014年1月ころ~

私の元に届いたGTIがlちょうどこの年式でした。

バックカメラが廃止され、前後のバンパーにそれぞれ4箇所、PDCが標準装備されました。

マルチインフォメーションディスプレイが日本語表示可能になりました。

純正ナビはオプション扱いでしたが、これを選択するとセンターディスプレイのモニタが標準の7インチから8インチにサイズアップし、センターディスプレイにナビ画面が表示できます。

DSRCと呼ばれる高機能なETCもセットでついてきます。

 

○ 2014年4月1日 消費税率アップに伴う価格改定

消費税率が5%から8%にアップしたことに伴い、メーカー希望小売価格を369万円(税込)から383万3千円(税込)に。

 

○ 2014年9月27日 特別仕様車 Performance追加

ノーマルのGTIがMAX220馬力だったのに対して、最高出力が10馬力アップの230馬力になりました。

ホイールも19インチの専用デザインのものが装備されます。

ノーマルのGTIではオプションだったDCCパッケージや純正ナビが標準で装備され、フロントディファレンシャルロックも装備されます。

ノーマルのGTIと見分けるポイントは、ホイールのデザインのほか、GTIのエンブレムの色です。

ノーマルのGTIではフロントグリルとリアハッチ左側に銀色のGTIエンブレムが貼り付けてありますがパフォーマンスではこのエンブレムの色が赤色になります。

日本全国500台限定、435万円(税込)。

パフォーマンス専用色であるカーボンスチールグレーメタリックが渋くてカッコいいです。

ノーマルのGTIにDCCパッケージと純正ナビ、数々の専用装備がついてこのお値段ならお買い得といえますね。

リセールバリューもノーマルのGTIより期待できるでしょう。

 

○ 2015年1月1日 価格改定

メーカー希望小売価格が383万3千円(税込)から391万千円(税込)に値上げ。

 

○ 2015年6月11日 MTモデル受注開始

これまで6速DSGのみだったトランスミッションに6速MTが追加。

MTモデルはDSGと比較して10万円安い389万円(税込)。

ただし・・・MTモデルは受注生産のみで、さらに安全装備のうちのいくつかがスポイルされているとの情報がネット上でありました。

私の周りにMTのGTIに乗っている人がいませんので事実確認はできていません。

 

○ 2015年7月28日

リアハッチのエンブレムに内蔵されたバックカメラが標準装備に。

他にも後方の死角検知機能や後退時の警告機能が追加されました。

ノーマルのGTI(DSG)はお値段据え置きの399万円(税込)。

 

○ 2016年5月21日 特別仕様車 Clubsport Track Edition追加

ノーマルのGTIと比べると書ききれないほどの追加装備があります。

エクステリアだけ見ても、特別仕様車専用装備となるフロントバンパー、サイドエアロ、リアディフューザー、大径マフラー、ゴルフRと同じ色のLEDテールランプ、19インチホイールなどなど。

インテリアでも、フロントシートには特別仕様車専用となるバケットシートが奢られます。

さらに駆動方式はノーマルのGTIと同じFFですが、エンジンの出力アップがされており、キックダウン時には短時間ブーストアップする機能も追加されています。

ノーマルのGTIと比較してレスオプションとなっているのは、プッシュスタート式のイグニッションとセンターコンソールボックスでしょうか。

トラックエディションでは、エンジンキーを挿し込んで捻る必要があります。

センターコンソールボックスは、バケットシートのサイドサポートが張り出しているため、なくなっています。

6速DSGのみで日本全国限定400台、469万9千円(税込)。

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○ 2016年8月29日 特別仕様車 Clubsport Street Edition追加

既に発売されていたトラックエディションと大きく異なる点は、フロントシートの形状と、屋根の色です。

トラックエディションがサイドサポートの大きく張り出したバケットシートであったのに対して、ストリートエディションではノーマルのGTIと同じ形状のシートが用意されています。

しかし表皮のデザインなどは異なるようです。

また、ルーフがトラックエディションではブラックアウトされていたのに対して、ストリートエディションではボディ同色となっています。

一方で、プッシュスタート式のイグニッションはノーマルのGTIと同じく標準装備されています。

ホイールは18インチとなり、ノーマルのGTIにDCCパッケージを装備した場合と同じサイズになります。

ですがホイールのデザインはノーマルのGTIと異なります。

日本全国限定350台、449万9千円(税込)。

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というわけで、ゴルフの中のGTIという1つのグレードだけに絞ってもこれだけ改良、仕様変更が行われているわけです。

ゴルフには、トレンドライン、コンフォートライン、ハイラインという3つのグレード以外にも、GTIやR、ヴァリアント、ヴァリアントR、オールトラックなどなど本当にたくさんの選択肢があります。

私が言えることは、ゴルフならどのグレードを買っても費用に見合うだけの価値を得られるだろうということです。

トレンドラインにはトレンドラインの良さがありますし、Rにはトレンドラインの2倍以上する価格に見合うだけの装備が用意されています。